今朝、Keiが倒れた。
「けほっ」という声で、腰の痛みも吹き飛んで、飛び起きた。
頭を過ぎったのは『やっちゃた』。
昨日・一昨日と、腰痛でろくに動けず、ごはんの時間を守れなかったから・・・。
ケージから出さず、殆ど動いていなかったから「大丈夫だろう」と鷹を括っていたのは否めない。
ケージからだし、ミルク(総合栄養剤剤)を口元に当てるが無反応。
体温は上がっていないようだが、ぐったりしている。
ブドウ糖を与えてみるが、飲まない。
ええーい、こうなったらお注射だ!と、以前もらったホルモン剤を皮下注射してみた。
が・・・暫くたっても容態は変わらない。
呼吸は荒くないのだが、弱い。
こんな時は、病院へ。
会社へ状況を連絡して、「
ナイル動物病院」へと車を走らせる。
11時到着。AHTのお嬢さんに状況を説明し、キャリーバッグからKeiを出すと、「Keiちゃん!大丈夫!?」と血相を変えて、処置室へ直行。
その間、私は待合室で独りぼっち。心配で座ってられないし、かといってうろうろする訳にも、勝手に処置室に入る訳にも行かず・・・「あ〜なんか、ばたばたやってくれてるな」「大丈夫かな」と心臓ばくばく。
暫くすると、AHTのお嬢さんに抱かれて(タオルにくるまれて)出てきた。
「グルコース(ブドウ糖)を2本打ったら、少し元気になりましたので、ICUに移します。どうぞ」
毛布と一緒に小さなICUにKeiを入れながら「血液検査の結果が出るまで、ここでお待ち下さいね」と云われたので、大人しく待つ。待つしかない私・・・。
20分程待っただろうか・・・その間、元気を取り戻したKeiはケージの中をうろうろ・がさがさ・・・毛布に潜ったり出てきたり・・・全くこいつは。
で、結果が出たと云うので、診察室へ。院長先生からの説明。
やはり、低血糖を起こしていた。最低90mg/dl無いといけないのに、何と28mg/dlしか無かった。「死ぬ寸前だったよ」って。はあ〜。
どんなに忙しくても、どんなに身体が辛くても「飯の世話は怠るな」と言う事ね。
ええ。頑張りますとも!残されたKeiの命。預かっている私の、これは、「責任」。
私に出来る限りのことをして、私にとって・・・おそらくはKeiにとっても、納得のいくその日を迎える為にも。